
浅草寺参拝の手引き|正しい参拝方法と歴史を学ぶ
浅草は、歴史と伝統が息づく街として、多くの観光客が訪れる人気のエリアです。
その中でも浅草寺(せんそうじ)は都内最古の寺院として知られ、年間約3,000万人が訪れる東京屈指の
観光スポットです。
この記事では、浅草寺の歴史や正しい参拝の仕方、賽銭の入れ方、おみくじの意味など、知っておきたい参拝マナーについて詳しく解説します。
また、参拝後の宿泊におすすめのTHE KANZASHI TOKYO ASAKUSAについてもご紹介します。雷門や浅草寺から徒歩圏内の便利なロケーションにあるため、浅草観光に最適なホテルです。
1. 浅草寺の歴史
浅草寺は、628年に創建された東京最古の寺院です。伝説によると、隅田川で漁をしていた兄弟が金色の聖観世音菩薩像を網にかけ、これを地域の長であった土師中知(名前には諸説あり)が寺に祀ったことが始まりとされています。
その後、徳川家康が江戸の守護寺として庇護し、江戸時代には庶民信仰の中心地として発展しました。現在も、「浅草観音」として多くの参拝者に親しまれています。
2. 正しい参拝の仕方
浅草寺での参拝は、一般的な神社とは異なり、仏教寺院の作法に従います。以下の手順に沿って参拝しましょう。
① 雷門をくぐる
浅草寺の入口にある「雷門(かみなりもん)」は、正式名称を「風雷神門」といい、風神と雷神が祀られています。大きな赤提灯の下をくぐると仲見世通りに続きます。
② 仲見世通りを歩く
雷門を抜けると、約250メートル続く仲見世通りが現れます。江戸時代から続く商店街で、食べ歩きやお土産探しを楽しむことができます。
③ 手水舎で手と口を清める
本堂へ進む前に、手水舎(ちょうずや)で身を清めます。
右手で柄杓を持ち、水をすくって左手を清める。
柄杓を左手に持ち替え、右手を清める。
再び右手で柄杓を持ち、左手に水を受けて口をすすぐ。(直接柄杓に口をつけない)
最後に柄杓を縦にし、残った水で持ち手部分を流して元に戻す。
④ 常香炉でお線香の煙を浴びる
本堂の手前には「常香炉(じょうこうろ)」があり、ここでお線香を立て、煙を体に浴びると「無病息災」や「知恵を授かる」ご利益があるとされています。
⑤ 本堂でお参りをする
本堂前に着いたら、以下の手順でお参りします。
賽銭箱にお賽銭を入れる。(投げ入れずに静かに入れるのが望ましい)
音を立てずに静かに手を合わせ、心の中で祈る。
神社とは異なり、拍手はせず、一礼のみを行う。
3. 賽銭の入れ方と意味
賽銭は、神仏への感謝の気持ちを表すものです。一般的に金額に決まりはありませんが、縁起の良い数字として以下のような語呂合わせが知られています。
5円(ご縁):「良いご縁がありますように」
15円(十分なご縁):「より良い縁を願う」
45円(始終ご縁):「一生良い縁に恵まれる」
大切なのは金額よりも、心を込めてお参りすることです。
4. おみくじの意味と正しい扱い方
お寺や神社を訪れたときに、木箱をシャカシャカ振って棒を出し、番号を頼りに紙を引く——。それが「おみくじ」です。日本独自の運勢占いとして、観光客にも人気の文化体験となっています。
おみくじの引き方
おみくじ料(100円)を納める。
箱を振って中から一本の棒を引く。
棒に書かれた番号と同じ引き出しからおみくじを取り出す。
おみくじの結果と対応
大吉・吉・中吉・小吉:持ち帰り、日々の指針とする。
凶:境内にある専用の場所に結び、厄を落とす。
凶を引いても落胆せず、「これから努力すれば運気が上がる」という前向きな気持ちを持つことが大切です。
5. 浅草寺参拝後の宿泊におすすめ|THE KANZASHI TOKYO ASAKUSA
浅草寺を訪れた後、ゆっくりと滞在を楽しみたい方にはTHE KANZASHI TOKYO ASAKUSAがおすすめです。
浅草寺・雷門から徒歩約5分の好立地
ルーフトップからは浅草寺や隅田川の美しい景色を一望
観光の合間に快適に過ごせるモダンな客室
参拝で心を清めた後は、浅草の夜景を楽しみながらリラックスしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。浅草観光に最適な宿泊先をお探しなら、THE KANZASHI TOKYO ASAKUSAへ。
写真提供:台東区